カビでお悩みの方へ1

 皆様こんにちは、7月に入り梅雨真っ只中といった感じで、
豪雨により災害に遭われた方もみえ、とても心配です。
 
 
コロナウイルスもですが、一日でも早く穏やかで幸せな日々が皆様の元
に訪れますよう、心よりお祈り申し上げます。
 
 
 
さて、この季節、半年ぶりに使おうと物入れから道具をひっぱり出すと、
独特の臭い、そして点々と白いものが!そうですカビです。
 
 
そこで今回は、湿気対策だけでは不十分!これで貴方もカビ対策マスター!
秘伝のカビ対策術を伝授します!を3回に分けてご紹介してまいります。
 
 
いつもいつも物入れのカビに悩まれている方へお役に立てば幸いです。
 
 
 
 
まずカビとはなにかを知ることから始めましょう。
 
カビは微生物、カビの元になる胞子は空気中の何処にでも存在しており、
空気と一緒に自由に浮遊するので、侵入を阻止することはまず不可能。
 
 
カビの種類
 
物入れの中、食品等のない場所であれば、おそらくは白いフワフワの
カビかと思います、食品に生えやすい青カビ、浴室や水回りに生えやすい、
黒カビ、エアコン内部等には赤カビと様々な種類がありますが、
ここで主に対策を行っていくのは白いフワフワの白カビになります。
 
 
収納内に、黒いカビや、青いカビが大量に発生し、どんどん増えて行く場合には、
根本的な対策が必要であり、これからご紹介するような簡単な対策では
どうしようもない為、ご注意ください。
 
 
ではカビ対策を始めてまいりましよう。
 
カビの繁殖に必要な物は?
 
小さな胞子は物に付着し適度な湿気と栄養を元に大繁殖する。
そっと静かに放置されている場所が大好きで、暗く、
適度に湿った静かな場所、つまり物入れはカビの楽園。
 
 
どのような対策が有効か?
 
一、湿気を取る(湿度を下げるというより空気を入れ替えるイメージで)
 
一、栄養を与えない(湿った繊維、人の触った跡はカビの栄養)
 
一、物を入れすぎない(空気の流れを妨げるのはNG)
 
一、隙間を作る(床や壁との間はスノコ等で離す)
 
一、動かす(月に一回ぐらいの割合で動かしてあげると胞子の定着を妨げる)
 
一、小さな密閉空間を活用する(しっかりと乾燥した物で、それ自体に栄養がなければ、
  湿気を防げる小さなボックスに入れて保管することで長期でも耐えられる)
 
 
 
これは絶対入れてはいけない物
 
濡れたもの、湿ったもの、汗や皮脂のついたもの、使用後の靴、帽子、
コート、バッグ。人が素手で触れた物は基本的にカビ繁殖の原因になり得る。
よく湿気を取れば大丈夫と言われるが、それだけでは不十分。
 
冷蔵庫の中は温度も湿度も低いが、カビが発生することがある、物に繁殖する
カビとは種類が違うが、ただ湿度を下げてもカビが発生することはある。
 
これは何故か?それはカビにとっての栄養となるものがあるからです。
 
 
 
 
次回へ続く・・・