換気の重要性2

 皆様こんにちは、暑い日が続きますね、体温に迫る気温・・・・
窓を開ければ熱風が入ってくるだけです、こんな時は窓を閉め切って
エアコンに頼りましょう。
 
 
しかし、そんな時でも換気はし続けなければなりません、
換気口から熱風が入ってくるからといって、換気扇を止めてはいけません、
いくら高気密な家でもです。
 
 
さて、前回、現代の住宅は24時間換気をし続けなければ住んではいけないと
お伝えしました。
 
にもかかわらず、以下のような理由で、換気扇が動いていないことが多いのです。
 
 
 
 ・設置してあるけど電源を切っている。
 
 ・音がうるさいから切っている。
 
 ・電気代がもったいないから切っている。
 
 ・一度も掃除をしたことがないから埃だらけ。
  
 ・壊れて動かない。
 
 ・メンテナンスを行ったことがない。
 
 ・一応動いているからいいや。
 
 
 
実はこんな方が大半ではありませんか?
  
 
住宅メーカーも換気設備の設置と説明の義務はありますが、数年後も動いているかチェック
する義務はありません、一度引き渡してしまえば、あとはしーらない。です。
 
数年後に換気不足による体調不良が出たとしても、その因果関係を証明するのは難しいでしょう?
だからメーカーは知らんぷりです。
 
 
 
でも考えてみてください、現代の家の性能は高気密化と高断熱化で表わされていて、
超高気密が弊社の自慢です!というメーカーさんは沢山あります。
しかし高気密な家づくりで、高い性能!と謳っておきながらそこにわざわざ穴を開けて、
1時間に部屋の容積の半分の空気を強制的に入れ替えさせられる・・・
 
ってなんだか矛盾していませんか?
 
 
冬、折角温めた空気も、夏、折角涼しくなった空気も、
2時間ごとに全部換気で外部へ排出しなくてはならないのです。
 
これが勿体ないからと、さらに設備を追加して、熱交換を行ってみたり、
統括換気だの全館空調だのとしても、どんどん設備が複雑になってさらにメンテナンスし辛くなる・・・
皆さんそんな家に住みたいですか?
 
 
 
 
別に、今特に体調不良もないし、特に困っていないし、そもそも化学物質を規制したんだから、
そんなに換気しなくてもいいじゃない?と思われるかもしれません。
 
しかし国が規制した化学物質は、ホルムアルデヒドとクロルホルピスだけ。
実際室内の空気を測定してみると、実に13種類の化学物質が検出されたそうです。
 
 
 
 
 
次回へつづく・・・