エアコンのクリーニング

皆様こんにちは、家は永年住まうもの、ちょっとしたお手入れやメンテナンスで

 

各段に、快適に、そして長持ちするものです。

 

5月に入って、いよいよ夏を見据え、暑い夏を乗り越える為のアレをクリーニングしました。

はい、エアコンです。

 

私が小学生の頃は、まだクーラーと呼ばれていて、冷房しか出来ませんでした、

 

そして効率も悪く、電気代もかかった為か、贅沢な代物として扱われていて、

 

寝室に一台しかないクーラーに家族全員が群がって「すずしぃーーー!」と

 

涼んでいたのを思い出します。

 

 

今では、どんどん効率も上がり、値段も安くなり、一家に一台どころか

 

一部屋に一台でも、ぜんぜん普通になりましたね。

 

 

エアコンは一台で、冷房も暖房も出来、除湿も行えます(正しくは行ってしまうのですが)

 

とても優秀な家電製品ですが、機械ですからメンテナンスが必要になります。

 

最近では、夏は付けっぱなしが結局安くつくと、真夏はフル稼働というお家もあるのではないでしょうか?

 

 

 ・ エアコンは付けっぱなしが良い!

 

 ・ エアコン一台でお家中涼しい(暖かい)

 

この話題はまたにしましょう!

 

 

今日は、エアコンの清掃です。

 

エアコンの清掃は、春か秋の時期に行うのが良いです、DIYで行うにせよ、業者さんに依頼するにせよ、

 

この時期が最適です。

 

何故なら、夏は暑いですし、冬は寒かったり、寒いからと補助暖房を入れると今度は暑いです。

 

エアコンは大抵お部屋の高い位置にありますから、脚立に乗って作業をすることになります、

 

脚立の上でバランスを取りながらの長時間の作業は案外キツイものです。

 

暖かい空気は天井付近にたまるので、脚立に上がると暑く、降りて休むと寒いという最悪な状態になります。

 

なので、春か秋がおおススメです。

 

 

エアコンのDIYクリーニングを考えている方は、それなりの知識と覚悟と道具が必要です、

 

安易に手を出せば、エアコンを壊してしまったり、感電や転落といった危険もありますので、

 

少々高くても専門の業者さんにお願いすることをおすすめいたします。

 

 

私は自分の勉強の為ということもあり、仕事柄様々な人からノウハウを聞くことが出来るので、

 

リスクを承知で自分で作業をしております。

 

 

詳しい作業内容はここでは書きませんが、調べれば沢山出てきますね。

 

 

さて、エアコンは便利なんですが、厄介な機械でもあります、特に夏は空気中の多くの湿気を

 

結露という形で本体内で液化させ、排水として屋外へ流しますが、水滴になって流れずに、

 

本体内にどうしても残ってしまう分があります。

 

これが空気中のカビ胞子の格好の住処になってしまうので、エアコンの中はカビの楽園になります。

 

 

エアコンを付けるとなんだか臭い!という経験皆さんありませんか?

 

私も最初の頃は、フィルターをこまめに掃除したり、フィルターの奥のフィンの部分に吹き付ける

 

スプレーを買ってきては「これで完璧!」と思っておりましたが、その効果は一時的で

 

直ぐに臭くなりますよね・・・

 

 

実はエアコンが臭い原因は、フィルターやフィン部分だけではなく、風が出てくる吹き出し口付近や

 

その奥の送風用ファンなのです。

 

 

しかし、この部分まで掃除をしようとすると、エアコンをある程度分解して、写真のように

 

防水と排水用のビニールを被せて、それなりに危険な薬品を使って掃除する必要があり、

 

とても一般の方に行うことはできない訳です。

 

 

ですので、夏に冷風を浴びてしまい身体の不調を起こしやすいことや、カビだらけになって呼吸も

 

おかしくなる等の経験から、エアコンが嫌い!という方は多いと思います。

 

 

しかしツボさえちゃんと押えれば、こんなに便利で安く、快適な機械はありません、

 

エアコンで身体の不調を起こさないようにするには、

 

 ・ エアコンの風は直接浴びないように工夫をすること

 

 ・ しっかりとクリーニングを行うこと

 

この2点を押えましょう。

 

 

フィルター、フィン、吹き出し口、送風用ファン、この全てをしっかりとクリーニングした

 

エアコンは勿論無臭で、効率も買った時と同様のパフォーマンスに戻ります。

 

 

風を直接浴びてはいけないのはなぜかと申しますと。

 

エアコンの風というのは、その空間全体の温度を下げる為に出ていると考えてください。

 

夏、私達の身体は暑さに適応する為に、汗をかきやすくなって体温調節が行いやすくなりますが、

 

そこに冷風が当たると体温が下がり過ぎて、身体がビックリします。

 

ですので、風向きを調節したり、後付けの整流板を取りつける等を行って、風に当たらないよう

 

工夫しましょう。

 

 

長くなりましたが、自然の力を最大限活用する『すみながら』の家でも真夏には流石に

 

エアコンが必要です、我慢をしすぎずに、上記のことに気を付けて使って

 

快適な夏を過ごしましょう。

 

 

最後に一点だけ、エアコンを買う際には、無駄な機能は必要ありません(いわゆるお掃除機能等)

 

結局は分解して清掃しなければならないので、手間が増えてしまう上にお値段も高い。

 

普及品のベーシックなタイプが一番です。